
私の中学校は部活入部が校則で決まっています。
とくにやりたい部活がないのですが、どうせ入るなら楽しいところがいいです。
これから仮入部が始まります。運動系でも文科系でもいいので、部活の選び方を教えてください。
私は習いごとが続いたことがないので、3年間やり続けられるか不安です。
人気の部活
男子の場合、サッカー部、バスケットボール部、野球部の順に人気があります。文科系だとパソコン部が人気のようです。
女子の場合、テニス部、吹奏楽部、バスケットボールがとくに人気で、軽音楽部やダンス部に入る子が増えているそうです。
部活の種類
学校によって異なりますが、強豪校は文科系でもきつかったりします。
野球部・バスケットボール部・サッカー部
人気スポーツのため、部活内での競争率が高く練習もきつめのところが多い傾向にあります。
活動頻度も週5回以上、遠征も多いので親御さんの協力も必要です。
また、小学生からスポーツをしている子も多いため、これまで運動をしていなかった場合ついていくのはきついかもしれません。
活動が長い分、部員同士の仲がよく遊ぶ時も部員同士になりやすいようです。
とくにバスケットボール部は八村塁がNBAチームに入団したことで、人気が高まっています。
テニス部・卓球部
中学によってきつさに差があります。活動頻度は週5回の中学が多いですが、未経験者が多いので運動をやっていなかった子でもついていけるでしょう。
ルールもそれほど難しくなく、中学生ならそれほど体格差もないところが挙げられます。
テニスや卓球は個人競技なので、上手い子とそうでない子で競技に対しての熱が違うので温度差を感じるかもしれません。
とくに卓球は誰でも始めやすいスポーツで、楽なイメージがあるためその傾向が強いようです。
卓球であれば石川佳純や張本智昭、テニスなら錦織圭や大阪なおみなど世界で活躍する選手が出てきたことから競技人口の増えた競技でもあります。
吹奏楽部
厳しさのばらつきが大きい部活です。コンクール上位を目指す学校だと運動系のきつさがあり、練習時間も長めで毎日練習があるところも。
夏休みや冬休みも毎日練習があるのでかなり大変です。とくにコンクール直前になるとピリピリした空気の中、練習するので気が抜けません。
しかし、そうでないところは他の文科系の部活と同様に和気あいあいと楽しく部活ができるでしょう。
その他の文科系
活動が週に2、3回程度で、運動部と違い土日の拘束がありません。部活以外にやりたいことがあるのなら、勉強とあわせて両立可能です。
部活の頻度が少ないため、部員同士の交流も多くないでしょう。
部下に入るメリットとは
部活の目的とは集中力を身につけるためです。中学生が集中力を養うには勉強と部活しかありません。
そのため、部活に入ることをルールとしている学校もあります。
だからといって、部活が厳しいから勉強ができないというのは本末転倒です。
あくまで部活は勉強をやり抜く力=集中力を身につけるためのものなので、勉強ができない部活を選んではいけません。
もちろん、集中力以外にもメリットがありますよ。これから3つ紹介します。
仲の良い友人ができる
試合はもちろん、部員同士で話しあうこと、大会に向けて準備することなど長い時間一緒にいることで仲の良い友だちができます。
部活で培った仲は中学校を卒業しても続くでしょう。
礼儀を学べる
部活では先輩、後輩といった関係があるため、先輩には失礼のない態度で接する必要があります。
先輩も後輩に色々指導しなくてはいけません。
当然、部活内では遅刻は厳禁ですし、1年生は雑用を率先してやります。
そういった礼儀を部活で学べるでしょう。
社会勉強になる
自分より能力の低い先輩に上から言われたり、部活に来ないのに試合でレギュラーに選ばれたりと部活には理不尽だと思うことがたくさんあります。
そのたびに、悔しい気持ちを抱くでしょう。でも、この経験は決してムダなことではありません。「こんなこともあるんだ」と受け入れて行動するようにしてください。
社会では、より理不尽なできごとはたくさんあります。部活で経験することで簡単に折れない心が作れるでしょう。
部活選びでチェックしておきたいこと
活動時間と量
仮入部期間でよく考えるべきです。
中学校の部活は活動時間が長いため、とくに体育系の部活だと小学校で何もやっていなかった子は体力的になれるまで時間がかかります。
とても勉強どころではなくなります。小学校の頃、成績の良かった子が部活を始めて落ち気味になるのはそのためです。
活動が活発な部活だと朝練をしているところもあるので、自分の体力と相談して3年間やり通せるか考えてみてください。
顧問の人柄
同じ競技でもA中学校はゆるい、B中学校はきついというように顧問によって部の方針が大きく変わります。
入る部活は選べても顧問は選べません。どのような人が顧問をしているのかチェックしておきましょう。
中には試験による部活停止期間でも、大会が近いからと練習を強制してくる顧問がいます。
熱心なことはいいのですが、勉強がおろそかになっては意味がありません。
また、好き嫌いでひいきをしたり、退部届を受け取ってくれなかったりと問題のある顧問もいます。
部活内ルール
先輩・後輩の上下関係が厳しい部活だと、その部活内だけのルールが存在します。
とあるサッカー部では、1年生はスパイク使用禁止というルールがあったそうです。
その際、顧問に訴えたことで撤回されたそうですが、このような理不尽なルールが設けられるケースがあります。
仮入部期間中、先輩から聞くことは難しいかもしれませんが、その部活と関係ない先輩が知り合いにいるのなら、聞いてみてもいいでしょう。
ブラック部活に注意しましょう
部活についてはスポーツ庁からのガイドラインがあります。スポーツ庁とは日本の行政機関の一つで、スポーツ振興を目的として設置された文部科学省の外局です。
部活は平日4回以内で活動時間は2時間程度、土日はどちらか1回で3時間程度と決まっています。
このガイドラインを守っていない部活は要注意。休みがほとんどない部活が存在します。毎日、部活に拘束されてしまっては勉強や友だちとも遊べません。
中にはケガをしているのに強制的に参加させられる部活もあります。
部活の他にやりたいことがあるかどうか
部活以外にやりたいことがあるなら、きつい部活は選ばないほうがいいでしょう。
勉強、部活の両立は可能かもしれませんが、それに加え、やりたいことを3つ両立するとなると非常に難しいです。
部活が嫌になったら
人間関係や練習がきつい、勉強時間が確保できないなど色々な理由から部活が嫌になることもあるでしょう。
そのような場合、一度休んでみてください。気分がリフレッシュされ、続けてみたいと思えるかもしれません。
しかし、休んでも続ける気になれなかったら、辞めてもいいでしょう。
3年間部活を頑張り、好成績を残せた場合、内申はよくなりますが、途中で退部しても内申点には影響しません。
辞める際、「嫌になった」という理由では顧問は納得してくれないでしょう。話がこじれてしまい辞められない状態が続く恐れがあります。
顧問を納得させるには理由が必要です。その場合は親の同意があることを伝えましょう。そこまで言われたら顧問も何も言えなくなるはずです。
その際、スムーズにいくとは限りませんが、辞める意思を示したことになります。何を言われてもNOといって意思を貫きましょう。
今回は、部活の選び方を紹介しました。中学校に入学して、部活が決まるまでは仮入部という形で部活動を体験できます。
友だちが入るからと安易に選んでしまうと後悔するかもしれません。自分が「これだ!」と思う部活を選びましょう。
中学生活はあっという間です。部活を通していろいろ経験して、楽しかったと思える3年間にしてください。